「一期一会」の由来

茶人千利休が伝えた茶の湯の心を、弟子が書き記した言葉です。

『路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏ベシ』

同じ人が集まる茶会でも、同じ茶会は二度とない。
だからこそ”1回1回の茶会を一生に一度のものと心得よ”
という意味です。

つまり、同じ人と会っていても。
その「会うということ」は一生に一度であるから、
大事にしなさいという意味です。

 

 

客人をもてなすために、すべてに心を尽くす

表千家にお茶のお稽古に通っていました。
橋本先生との出会いは、本当にありがたいものでした。
「一期一会」の真の意味に出会った気がします。

亭主(客人を招く人)は、客人をもてなしをすることに心を尽くす。
お道具・お軸(掛け軸)に、お花etc.
いたるところ、庭木の葉の一枚一枚まで目を配り。
お掃除する。
茶室に入る路地も打ち水をして、客人をお迎えする。
お茶を美味しく召し上がっていただくため。
すべてに心を尽くす。

ただお点前を教えてくださるだけのお稽古場はあると思います。
お茶会の時はもちろんのこと。
お稽古の時も一期一会。
お稽古以外の時も。
ご一緒する方々と心地よくを過ごす。
自分のその時にできる、最高のおもてなしをする。
そんな心の手ほどきをしてくださったように思います。

 

その時その時に出会ったご縁に感謝をして

「一期一会」
人とのご縁はもちろんのこと。
そして、今生きているこの一瞬一瞬も。
何一つ同じことはない。
だからこそ、今ある命に感謝をして。
生きている、生かされている。
感謝忘れずにいたいと思っています。

変わらない日常を送れることが本当の幸せ

日々、いろいろなことがあります。
生きるって、そんな簡単じゃないよ!
って、言われそうですが。

私の中で一番つらかったのは、母が亡くなった時でした。
毎日の生活は、ルーチンワーク的にこなせました。
そして追い打ちをかけるように。
主人に「今日いいことあった?」と毎日聞かれ。
その一言がストレスでした。
”大切なものを失ったことがないから、あなたにはわからない”
そんなやり取りをしたものです。

朝、目が覚める!
これだって、特別のこと。
良いことがあることだけが幸せじゃない。
変わらない日常があることが幸せ。
感謝です。
なかなか気づきにくいことですが・・・

 

どんな時も「一期一会」の心を大切に

サロンにお越しいただくお客様にも。
ワークショップにお越しいただくお客様にも。
笑顔でお迎えしたいと。

まだまだ未熟できいき届かないこともあるかと思います。
成長過程と思ってお付き合いいただけましたら幸いです。