健康と美の魔術師、梅干し!
白いご飯の真ん中に梅干し。
殺菌力の高い梅干をお弁当に入れる、昔の人の知恵ですね。
梅干しは私たち日本人にとってとても身近な食べ物ですが、梅干しの持つ効能は昔から知られていましたが、最近では梅干しには殺菌効果だけではなく、生活習慣病やガンを予防する効果まであることがわかってきました。
梅干しの歴史はいろいろありますが
奈良時代には梅干しはお菓子として食べられていたようです。
平安時代になると中国から薬として梅を塩漬けにした梅干しが入ってきます。
鎌倉時代になると梅干しは縁起物としてメインの料理に添えられたり、おつまみのような感覚で食べられていたようです。武士が戦に行く際には梅干しを常備していたことから、その頃すでに疲労回復などの梅干しの効能が知られていた可能性が高いです。
江戸時代になると庶民の間にも梅干しが浸透し、一般の家庭でも広く食べられるようになります。
明治時代に入ると梅干しが薬として認められ、伝染病患者などに与えられたと言われています。
現在でも「うばい」という漢方薬として解熱や抗菌にも使われています。
「医者いらず」と言われてきた梅
もっともっと知って欲しい梅のパワー!
食あたりや食中毒を防ぐクエン酸の力‼
梅干しのクエン酸には黄色ブドウ球菌やO157などの食中毒を引き起こす細菌の増殖を防ぐ働きがあります。体力が落ちているときは免疫力が低下して、細菌に感染しやすいので梅干しは効果的です。
疲労回復の効果
梅干しに含まれるクエン酸が乳酸の生成を抑制してくれるからなんですね。生活習慣病を予防する梅干しに含まれる成分が糖の吸収を抑え、糖尿病を予防する働きがあります。α-グルコシダーゼ(小腸で糖質を吸収する酵素)を抑制することで、糖質の消化吸収を抑え食後に血糖値が上がることを防ぐことができるのです。
血圧の上昇を防いで、動脈硬化や心臓病の予防
梅から抽出したエキスは不規則な生活や喫煙、ストレスなどにより血液中のアンジオテンシン(血圧上昇作用を持つ生理活性物質)が増加することを防ぎ、動脈硬化や高血圧を予防してくれます。
ピロリ菌を抑制する
胃痛や胃潰瘍、胃がんの原因となるピロリ菌を抑制する働きがあります。
ピロリ菌は蛋白分解酵素を持ち、それが粘液を分解し、これにより胃の粘膜が傷つけられ、胃の病気になりやすくなるのです。(ピロリ菌を抑制する働きは実験などによって証明さています。)ピロリ菌には1日2粒の摂取が効果的です。
梅干しには脂肪燃焼効果がある
梅の成分には遅筋を増やす効果も!
驚いたのは梅の成分が運動をしなくても筋肉をつけてくれることです。筋肉が多くなれば燃費もよくなるのでダイエット効果が期待できますね。
梅干しに含まれるバリニンには脂肪燃焼効果があることがわかりました。
和歌山県紀南地域に住む女性を対象に行った調査では、梅干しを毎日食べている人は食べていない人に比べて、BMI値(肥満度を調べる値)が低いということがわかりました。とくに紀州産梅干しには製造過程で工夫が施され、その他の商品よりも多くバリニンが含まれているそうです。
遅筋は有酸化運動を行うときに使われる筋肉です。脂肪を燃焼するためには有酸化運動を行うことが大事だということはよく知られています。有酸化運動を行いやすくし、脂肪燃焼を促してくれます。つまり、ダイエット効果もあると言えます。
体内の活性酸素の働きを抑える抗酸化作用
梅干しに含まれる梅リグナンが、若々しい肉体を維持し、美肌を保つためにも梅は効果があるのです。美容のためには細胞が酸化しないこと、老化しないことがとても大事です。
梅!
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