Healing salon MOON

子供の成長 嬉しさと寂しさ 認められたいと思う心、親子の葛藤と自立

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入学式の季節です

こんにちは。
桜がすっかり葉桜になり、
入学式までは持ってくれません。

 

入園式・入学式の季節ですね。
良いお天気になりますように

 

この時期になると、思い出すことがあります。
胸がきゅんとなる出来事です。

 

我が家の息子が入園したときの話です。
もうだいぶ時間が経ちましたが・・・

 

入園式の翌日から園バスに乗せたのですが

 

初日、同じバス停の子たちと
訳も分からずにバスに乗りました。

 

2日目・・・
泣いて抱き着いて離れず、
終いには私の髪をつかみ、
それを振りほどきバスに乗せ・・・

 

息子も私も必死でした(笑)
3歳になったばかりでしたから。

 

3年保育が基準の幼稚園でしたので、
迷う余地などなく、入園させたのですが。

 

バスに乗せること、毎日の戦い⁈
1週間後にあっけなく幕を閉じたのですが。

 

スッと手が離れた瞬間の。。。

その時の光景が今でも。
意を決したように
スッと私の手を放し
バスに乗っていきました。

 

 

手が離れた瞬間の感覚を
今も私の手が覚えている・・・

 

不思議ですね。
もう何十年も経つのに。

 

抵抗

毎日お弁当の幼稚園。
1日保育が始まっても、
お弁当にほとんど箸をつけず。

 

彼のリクエストのお弁当を作っても
果物やミニトマトを食べるだけ。
彼の抵抗だったのです!

 

 

年少の夏休みを過ぎたころには、
お弁当も食べるようになり
幼稚園が楽しくなったようですが。

 

子どもを尊重し、認め、延ばしていく
年長さんが年少さんの面倒を見るのが当たりまえ。

 

読み書きなどを教える幼稚園はありますが、
それをさせないところが良いと思っていました。

 

興味があれば、
自然に学んでいくものです。

 

どろんこ保育。
自由という括りの解釈が難しいのですが、
やりたいことを年齢に合った方法で
自然にみんなと一緒にできる方向へと導く保育。

 

幼稚園児ですので、
叩いたとか喧嘩したとか
ありありの事ですが。

 

お友達がたくさんいて
きちんと友達を認めることができる姿勢は
幼稚園児ながら凄いなと思っていました。

 

 

ほめる・認める
年長の卒園の頃、園長先生の前で。
お友達の良いところをほめる
彼の良いところを友達がほめる
「立派な年長」ということをしていました。

 

今考えると、子どもたちに必要なことを
必要な時期にしてくださったのだと思います。

 

しつけは家庭がするもの。
園長先生が、入園式で言った言葉です。

 

 

たぶん・・・
社会性は幼稚園が育てる!
と、言ったのだと思います。

 

ものづくりの大好きなわが子にとっては、
とても楽しい場所だったと思います。

 

そして、真から彼を認めてくれる姿勢が
とてもうれしく思っていました。

 

新しい生活を始めた人たちへ
それを送り出すご両親へ

 

あらためて、おめでとうございます。

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